自己紹介でも記した通り、私が母ちゃんと結婚したのは私が45歳、妻が38歳のときでした。
私たちはお互いに婚活していた中で出会ったということもあり、最初から結婚前提で付き合いを始めました。なので、付き合っていく中で“子ども”についてのスタンスをお互いに話し合い、すり合わせをしていたことは、今振り返って良かったことだと思っています。
授かりものということもありますが、お互いに(妊娠については)既に高齢ということもあり、何が何でも絶対にというまでではなかったですが、お互いに子どもは授かれるなら授かりたい、そのために出来ることをやってダメだったら諦めようと話していました。
2月に結婚した僕らですが、年内一杯で自然に妊娠しなかったら体外受精と決めていました。何たって高齢同士のカップル、残された時間は限られています。
まず、妻は基本的な食生活の改善と漢方と針で身体を冷やさない、という体質にすること、そして私も食生活はバランスよく、そして適度な運動を日常生活に取り入れることを心掛けました。
最初の数か月は排卵日を狙って、ということはしませんでしたが、夏からは毎月排卵チェッカーを用いて狙い撃ち。秋には体外受精で評判の良い新宿の加藤クリニックに夫婦で受診し、卵子・精子の健康状態の検査をしました。
お互い日常生活をする上では健康ではありますが、妊娠可能性という面では年齢に見合った形で衰えていることが確認され、期待と諦めが錯綜する妊活でした。
年の瀬も迫ってきたころ、そろそろ体外受精の準備をと言っている最中に、妊娠チェッカーが陽性の反応。半信半疑ながら産婦人科医を受診すると、妊娠していることが判明し、ここから僕たちの子育てが始まりました。
今回、高齢カップルの「妊活」というタイトルだったので、妊娠に至るまでも苦労したんだろう、と想像してた方が多く、拍子抜けするような内容だったかもしれません。周りでは妊活に数百万というお金と何年もの時間をかけた友人が何名もいますから。
エビデンスはありませんが、妻が「妊娠にこれが効いたかも?」として挙げているのは
・女性側の身体を冷やさないこと
・具体的には、身体を冷やす食べ物はなるべく控えて、温まる食べ物を主とする
・お風呂はシャワーで済まさず、湯船で温まる
・妻の場合はさらに漢方薬(加味逍遙散と当帰芍薬散の2種類)を食前に飲む
などをしていました。
私が言われて意識したことは
・排卵日チェッカーで反応が出た日だけでなく、その翌日・翌々日も頑張ること
・男性側は溜めておくのではなく、そろそろ排卵という日の数日前にヌイて新鮮にしておくこと
でした。
妊活を頑張っている高齢カップルの参考になれば幸いです。