ちょっと記事を書くタイミングが遅くなってしまいましたが、先日の台風19号を経験した際に感じたこと。
先週土曜日(2019年10月12日)に関西から中部、関東そして東北まで駆け抜けた台風は、想像以上の破壊力を持って、水害などを巻き起こしていきました。
今回の台風により被災された皆さま、そして浸水被害や避難勧告が出された地域の皆さまに心からお見舞い申し上げると共に一日も早く復興できるよう祈っています。
また60名を超える亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
さて、今回台風を経験して学んだこと。
それはこのような状況下になったときに、妻と私がお互いにどのように考え、行動に現れるか、その違いがある程度わかったことです。
ウチの妻はとても心配性です。
確かに先月の台風15号の被害は甚大でした。
それもあってか急に、「災害対策、ウチはどうなってるの!?」と騒ぎ始めました。
今までも地震に不安を感じて、たくさん防災準備はしてきたはずなのに…
自分のことを棚に上げて書きますが、ウチは妻も私も片付けが苦手。
ですが、私はどこに何があるかは把握しています。
まあ、自分で置いているわけですから当たり前といえば当たり前ですが。
避難グッズ、災害時の非常用飲料や食料などの在庫も概ね把握していますし、ほぼ隔年で中身のローテーションも行っていますが、実は妻はあまりどこに何が置いてあるか、そして中身の量などを把握していなかったりします。
けど、メディアで繰り返し報道されていた、「台風に備えてやるべきこと〇〇」みたいなことは妻はかなり忠実に実行します。
僕はどちらかというと楽観的に構えて「そのくらいは大丈夫じゃないの」としてしまうタイプなので、そういう意味ではお互いに補い合ってバランスが取れているのかもしれません。
ただ台風の最中、ずーっとスマホで最新情報を追い続けている姿を見て、さすがにそこまで必要?と疑問符が頭の中に駆け巡り、そのまま妻に言うと、
「父ちゃんこそ、正常バイアスがかかってる(=悪いことは起きないと信じてる)んじゃないの?」
と反撃を受けました(苦笑)。
ウチの家の場所は、台風のピーク時に「避難勧告」が出ましたが、幼い子と目と脚が悪い老親を連れて、暴風雨の中、避難所に連れていくという選択肢は私の中にはありませんでした。
ウチは一応1Fが鉄筋だし、窓が割れない限りは大丈夫だろう、
逆に窓が割れたら危険だよなー(⇒ 屋根が吹き飛ばされるかもしれない)
というのが僕の考えでした。
とりあえず出来る限りの準備をし、あとは台風が過ぎ去るのを待つのみの数時間を過ごしていました。
結果として幸いにも停電も断水も起こらず、住居も家族にも何の被害もなかったのでホッとはしましたが、ネットやTVに出てくる映像や写真を見るたびに、住む場所・住む建物って大事だなぁと改めて思った次第です。
この経験を通じて、改めて天災大国日本で生活する以上、妻そして子どもとどのような防災準備をするか、被災した場合はどうするか、その意識を合わせなきゃなー、と実感しました。
性格はなかなか変わらないので、お互いの良いところを活かしながら、お互いにイライラしない対策を考えたいですね。
台風が過ぎてもまだ一時的に雨が降ったりしています。増水した川の周辺や地盤が緩んでいるところはまだまだしばらくの間は気が抜けません。くれぐれも楽観視せず、慎重に気をつけて行動してください。
↓ よかったらポチッっとしてください。