ほぼ毎日といっていいくらい、子どもに対しての虐待のニュースを耳にしているような気がします。
自分が子育て中だから、こういうニュースが目に留まりやすくなっているんですかね?
ここ数日でも、福岡で起こった子どもをエアガンで撃った容疑で逮捕された両親や、
7ヶ月の赤ちゃんを洗濯機に入れたという事件もありました。
どちらも加害者は20代の男。
年齢で判断するのはよくないかもしれませんが、子どもを育てるという覚悟がまだなく、自分の欲を最優先にしたかったのでしょう。何かと邪魔してくる子どもはウザい存在でしかないでしょうから。
また昨日のNHKニュースでは、
『多胎児の親 9割超が「ネガティブ感情持ったことある」』
が報道されていました。
「子どもは勝手に育つ」は幻想です。そして子育てはママさえいれば大丈夫、も幻想です。
思春期以降であれば「勝手に育つ」と言える面もあるかもしれませんが、特に生まれてからの数年は目も離せませんし、息つく暇もないくらい育児・家事に振り回されます。
ウチなんてたった1人でもヒーヒー言っていて、これから産まれる2人目ホントに大丈夫か!?なんてよく妻と話すくらい、あっという間の4年間でした。
妻は子どもを産んでからというもの、虐待する親の気持ちがわかると言うようになりました。これは私も同じです。ただ圧倒的に妻の方が大変でした。なんと言っても、特に生まれてからの1年間は満足に寝れない。ウトウトしたと思ったらまた起こされる。その繰り返しですから。そんなフラフラな状態でよく仕事行くな、とも思いました。ま、ウチにいるよりかはまだ外に出れる方が楽なのかもしれませんし、何と言っても気分転換になります。
もう少し大きくなったとしても、子どもは常に「かまってちゃん」。24時間常に「僕を(私を)見て!」「私の相手をして!」「私のお世話をして!」です。で、機嫌の悪い時には「相手するヤツ変われよ!」と猛烈に言葉を使わずにアピールします。
そんな相手、1人でも大変なのに複数同時や交互にこられたらそりゃノイローゼにもなるでしょう。
思うに人間の歴史上でこの数十年は初めて子育てを母親一人で背負いこむようになったのだと思います。それまでは隣近所などの地域のコミュニティそして大家族の中で子育ては行われていたと本で読んだことがあります。
ウチら夫婦もなるべく一人で抱え込まない子育てをしようとしています。もちろん夫婦でその負荷は出来る限り分散させるし、運よく保育園に入園もできているので保育園の力も借りています。使えるものは何でもつかう。たとえ老親でも。時にはベビーシッターさんの力を借りてでも。
「孤育てをしない」とこれもどこかで聞いたことがあります。
子育て中のママたち。決して一人で抱え込まず、家族を巻き込み、周りを巻き込み、時にはお金を遣って色々なサービスを使って乗り切っていってください。
ママが元気で笑顔であることが、子育ての最高の栄養だと僕は信じています。
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