前回のエントリーでは
今、ウチでは産前は週1回程度、そして産後(特にこの産褥期)は週2~3回、各回3~4時間のペースで産後ドゥーラさんのお世話になっています。
というところまでお伝えしました。
え!? 育休とっているのにさらに外部の力も借りているの!?
と思われるかもしれません。
前々回のエントリーでも記したこの産褥期、妻は授乳時以外は基本寝たきり状態なので家事・育児の戦力としては今一つな状態なのです。
で、私も先日記したような一日を過ごしているので、育児中心になると家事がおろそかになってしまいます。
今回の出産では妻も私も親の力を借りることができません。
体力勝負のこの時期、私たち親が倒れるわけにもいきません。
妻は妊娠が発覚し、安定期に入った段階から(その当時、既にお義父さんの状態があまり良くなかったこともあり)、外部の力を借りることを検討し始めました。
妻は長男タロウの産後の経験、つまり数時間おきに起こされ、寝不足で朦朧となったことなどから、とにかく体力的に産褥期を乗り切ることが最優先と考えたようで、外部の力を借りている時間に睡眠時間を確保したいと考えたようです。
私は家事をすること自体は苦になりませんが、料理に関しては苦手意識があるというか、一人暮らし時代に仕方なくやっていたレベルなので、基本焼く・炒めるのみ。身体に優しい料理を何品も用意できませんし、妻としてはいくら私が育休を取得できたとしても寝れないことには変わりないので、妻のみならず私の睡眠時間の確保も考えてくれていたようです。
もちろん出費としてはバカになりませんが、背に腹は代えられないと思って、お願いすることにしました。
ウチら夫婦が重要視したポイントは
・新生児対応できる方
・息子との相性が良い方
・ウチら夫婦との相性が良さそうな方
・育児だけとか、家事だけとかではなく、マルチタスクでお願いできる方
・料理がお上手な方
・ウチからあまり遠くないところにお住いの方(目安として片道30分以内)
です。
時間当たりの単価でいえば
ファミサポ < ベビーシッター < 産後ドゥーラ
となります。
今回、当然ファミサポさんもベビーシッターさんも検討しました。
私が住んでいる地域では、ファミサポさんがずーっと空いていない状態が続いていて、いつになったら空いている方が出てくるのか見通しが立たないのに加え、もし空いている方が出てきたとしても息子や私たちとの相性の良い方に最初から巡り合えるかわかりません。
またファミサポさんは、息子の育児サポートはしてくれますが、新生児は対応していません。さらに育児をお願いすると、基本育児のみとなり、家事のサポートはしてもらえない、という点でも今回の産褥期にお願いする検討対象外となりました。
全員が、というわけではないでしょうが、例えば育児をお願いしている中で雨が突然降ってきたとしても、洗濯物を取り込んでもらえない、という話を聞いたこともあります。
ベビーシッターさんについては、キッズラインなどのマッチングサイトや友人・知人の紹介を含めて数名の方とお会いしたり、まずは単発でお願いしたりしてみました。
ここでもネックとなるのが、新生児対応ができるシッターさんが非常に少ないということや、育児も家事も柔軟にマルチにお願いできる方と出会えなかった、というのがありました。
そしてウチら夫婦がこだわったのが食事。せっかくお願いして食事を作ってもらうなら、上手い人の方がいいということになり、その点でもヒットする方と巡り合えませんでした。
で、産後ドゥーラさん。
こちらも協会(https://www.doulajapan.com/)を通じて数名の方と面談し、またお試しで入ってもらったりして、やっとウチら夫婦にとってとても良い方に巡り合う方に出会えました。長年のベビーシッター経験があり、またドゥーラ資格も保育士資格も独力で勉強して取得された努力家の方。
人柄に私たち夫婦が惚れたのはもちろんですが、何といっても息子が一発で気に入ったこと。今まで多くのシッターさんになかなかなつかなかった息子タロウですが、今回のドゥーラさん(ちーちゃんと呼んでます)には初対面の時からなつきました。
そして料理が絶品!
産後ドゥーラさんの良いところは、「産後間もない母親に寄り添い、子育てが軌道に乗るまでの期間、日常生活(くらし)を支える専門家」と名乗る通り、基本お母さんの役割はすべて代わってやって頂ける、ということ。
新生児のお世話に始まり、上の子の世話、家事全般、ウチのような老親と同居の場合は、介護のレベルまでは無理ですが、ちょっとしたサポート、例えば親の病院までの付き添いや親の分の料理などは用意してもらうことも可能です。(もちろんドゥーラさんによって対応範囲は異なりますので、個別交渉です。)
育児だけ、家事だけ、ではウチのような老親を抱え、さらに複数の子持ちではどうしてもこちらもストレスを抱えてしまうことから、多少値が張ってもマルチで対応していただけ、こちらの体力を温存できることを最優先したということです。
産前からなので既に3か月くらいのお付き合いになりますが、もうウチら夫婦のみならず息子にとっても欠かせない存在になっています。
このドゥーラのちーちゃんとのネタも今後ちょいちょい登場するかと思います。
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