先日2月11日のエントリー「息切れしない働き方」でも働き方について触れましたが、またそのような特集の雑誌を見つけたので、店頭に並んでいるうちに手に取ってもらえればと思い、本日は「日経ビジネス 2月17日号」を紹介します。
特集は「長生きという憂鬱 人生100年時代の正しい老後設計」
日経ビジネスのサイトにどんな特集かの概要が書かれてあるので、参考までにリンクを貼ります。
(※ 日経ビジネスはAmazonでは購入できません。基本的に定期購読の雑誌であり、最新号のみ駅売店や大型書店で扱う、という雑誌です。)
いくらなんでもこの特集はちょっと先過ぎない? って読んだ方は思われたかと思います。だって登場しているのはほとんどが60代~90代(メインは70代)ですから。
日経ビジネスの読者は中心が40代~60代の管理職。それも経営層に近いくらいの人たちでしょう。その読者層に向けて、第一線を退いた後にどう次のステージにシフトしていくかの、その成功例と失敗例をたくさん載せています。
50代に入ってから子どもを授かっている私は、娘が二十歳の時には既に70代。
子どもたちが社会に出て、ある程度自立したと思えるようになるまでにはさらに10年近くかかるでしょうから、少なくとも75~80歳くらいまでは現役でいなければなりません。
そんな感じの老後(と呼ばれる年代)を生きていかなければならないので、あと25~30年は私たち夫婦も稼ぎ続けなければならないという危機感があります。
フツーに大学卒業で計算してもこんな感じなので、これで留学したいとか、大学院に進学したいとか、医学部や薬学部に進学したいとか言われたらホントにどうするんだ? となります。
話が脱線してしまいましたが、その特集に話を戻すと、成功している人はやはり準備がぬかりないというか、早くからしています。
数年前にベストセラーになった「定年後」も読みましたが、その本でも準備は50代に入ったら始めろと記されていました。
何をするにしても、今までの会社のコミュニティとは全く切り離された環境で新たにやっていくわけです。
少なくとも自分で稼いでいくとするならば、常に自分が主体的に価値を提供していく側ですから、新しいスキルを身につけるにせよ、新しいビジネスを起こすにせよ、あたらしいコミュニティに入るにせよ、それなりに時間がかかります。
実はこのブログを始めたのも、ペンネームではあるけれども、こうやって発信し続けていけば、経験や思考が整理されるし、書いていく中で何か発見があればいいな、という下心もあります。(ペンネームだからこそ書ける話もあるわけで)
失敗例で挙がっていた中で絶対にそうなりたくない、と思ったのは、組織やコミュニティにおいて「足手まとい」「お荷物」になること。
自分はまだイケてると思っているのに、周りからしたら邪魔なだけ、という痛い人にはなりたくないですよねー。
もちろんいつかはそういう日が来るんでしょうけど、なるべく賞味期限は長く延ばしたいものです。
自分の賞味期限を極力長くするにはどうしたらよいか。
それもできる限り自分が楽しい!充実している!と思える環境も作り出さなければなりません。
今も、そして当面も子育てや家事に追いまくられるのはわかっているにしても、少しずつ時間とお金を投資していろいろなことに顔を出したり、種まきしたりということを始める気にさせてくれた記事で、「始めなきゃ!」と思わせてくれたので充分価値がありました。
もう大型書店以外は店頭から消えているかもしれませんが、ぜひ大型書店に立ち寄った際などは手に取ってみてください。
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