以前世の中を席巻したAKB48のセンター、あっちゃん。
そういえば実はもうママ(19年3月に男の子を出産)なんですよね。
今月から始まったワンオペ育児をテーマにしたドラマ「伝説のお母さん」のプロモーションも兼ねてでしょうけど、リアルでママだけあって育児系の取材やインタビューが多いですね。
ど真ん中の育児雑誌「ひよこクラブ」でも表紙を飾っており、写真で見る限り、アイドルだったころよりいい顔になっている気がします。
前田敦子さんのインタビュー
このインタビューで前田さんは完全母乳にこだわっていたと語っています。
皆さんは母乳派ですか?ミルク派ですか?
私の周りのママたちも完全母乳派が過半数。
だから乳飲み子のときは本当に寝れなかった、と言っていました。
ちなみに僕自身は母親に聞いたところ、母乳と当時の粉ミルク半々で育ったようです。
ウチは息子も娘もミルク中心。
もちろん妻も私も、できるなら母乳でと思っており、息子のときは“桶谷式”の教室
にも通っていました…が、あまり出がよくなく、ミルクに頼らざるを得ませんでした。
そして3か月目から保育園に入園したので、園では当然ミルクです。
娘も、繰り返しこのブログでは記しているように、息子の時よりかは母乳の出も良くなりましたが、それでも年齢には抗えないのか、すごくよく出るというレベルにはなっていません。
加えて娘のタカナは飲むのが下手。哺乳瓶でも時間がかかります。
前々回のエントリー「液体ミルクを使ってみた」では液体ミルクをテーマに記しました。
液体ミルクで検索するとこんな記事が出てきます。
この記事の後半、川口市立医療センターの小児科医山南貞夫氏のコメントは読んでいてちょっと不快になりました。
誰だって母乳がいいということはわかっていると思うんです。
以前、粉ミルクメーカーの研究者へのインタビューをテレビで見ましたが、母乳を再現するというのは本当に難しいと言っていました。
これだけ科学が進歩しても、完全に母乳を再現するのはまだ実現できていません。
ただウチのように母乳が上手く出ない、もしくは飲めないという人は恐らく世の中に少なくないでしょう。そしてまた状況がそうさせない場合もあるでしょう。
僕自身も、そして息子も娘も粉ミルクがなければ生きていません。
生まれる時代が違ったら生き続けていなかったかもしれないのです。
粉ミルクが進化しても、そして液体ミルクが普及したとしても、直接母親の胸と触れ合って飲む、そして人間にしか作り出せない母乳に勝るものはないことは誰もがわかっています。
ただ、完全母乳にこだわるばかりにノイローゼになる人もいます。
実際、ウチの妻も、母乳が出ないことでうつ状態になりかけたことがありました。
粉ミルクや液体ミルクとうまく付き合っていく。
母乳の方がいいけれども、母乳神話で自分を追い詰めない。
僕は親が追い詰められていたり、暗くなってしまうのが子どもにとって最もよくないことだと思っています。
親が笑顔であることが一番と考えるならば、あまり肩ひじ張らないように、便利なものにも適度に頼りながら子育てしていきたいものです。
↓ よかったらポチッっとしてください。