47歳で父になりました ~高齢出産共働き夫婦の子育て~

「仕事+家事+子育て+介護」の無理ゲー攻略記。 高齢出産で子育て真っ最中の40代・50代フルタイム共働きパパ(+ママ)の育てる・働く・暮らすを考えるブログ

初節句と初手術

今日は3月3日、ひな祭りの日。

今年1月に産まれた娘にとっては、初の桃の節句となります。

 

今まで3月3日はひな祭りと知ってはいたものの、ひな祭りやひな人形の由来とか、興味持って調べたことはありませんでした。

娘を持つと、多少は変わるんですかね。

ちょっとは知ろうという気になりました。

omatsurijapan.com

 

ウチでは、妻が、親から授かった自分のひな人形を結婚した際に持ってきていました。

なので親子2代に渡ってのひな人形です。

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ウチの雛人形

ひな祭りの歌「うれしいひなまつり」の歌詞は何となくひな人形のことが描かれていると知ってはいたものの、改めて読みなおしてみると勉強になります。

http://j-lyric.net/artist/a00126c/l00106a.html

 

ところで…

生後50年以上、一度も手術をしたことのない私ですが、娘のタカナは初の節句の今日、生後1ヶ月半で初の手術を受けることになりました。

 

何の手術かといえば、「舌癒着症」。

http://adel.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=19070

 

以前からタカナはおっぱいを飲むのが下手、ミルクを飲むのに1時間~1時間半くらいかかると記していました。またいつも呼吸が苦しそう、かつ変な音を立てていて、その原因が舌癒着にあるのでは?ということからです。

 

タカナをたまたま診た、お互いに全く関係がない助産師さん2名から同じ指摘を受け、その内1名はご自身もその手術を受けて、呼吸が大幅に改善されたということです。

 

今すぐ命に係わるものではない上、筋肉を一部切除するということから、いざ手術をするという段になり、妻はとてもナーバスになっていました。

(筋肉は一度切除すると決して元に戻ることがないからです。)

 

そして手術をすると顔の印象が多少変わるらしく、タカナは女の子なので、もしブスになってしまったらという心配もありますし、可能性は限りなく低いとはいえ手術ですから失敗も副作用もあり得ます。

 

そしてややこしいのが、小児科学会や小児歯科学会など、多くの学会がこの舌癒着症という存在を否定していて、

「昔はSIDS乳幼児突然死症候群)に効果があると言われて手術をしていた時代があったが、今では何の因果関係もないことはわかっているし、特に子どもは舌癒着なんてことは気にしなくてよい!そんな前時代的かつ胡散臭いことをいう医者に騙されてはダメだ!」的なメッセージを発信していること。

(さすがにこんな乱暴な言い方はしてません。勝手に意訳しました。)

参考:

日本小児科学会の該当ページ

https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=85

東京医科歯科大学 小児歯科外来の該当ページ

舌小帯短縮症の考え方 of 小児歯科学分野

SIDS乳幼児突然死症候群)については

突然死予防 - 47歳で父になりました ~高齢出産共働き夫婦の子育て~

をご参照ください。

 

とはいえ検索するとわかりますが、多くの人がその手術で授乳や呼吸が楽になっている実態がある。そして大人も手術を受けて呼吸が楽になった、深く上質な睡眠を得ることができた、と絶賛する人が多数います。

 

一体どうなってるの?

 

私たちの判断としては、お互いに何の関係もない2名の超ベテランの助産師さんがそう診るのであれば舌癒着症の可能性は高いと判断し、その手術が恐らく効果が高いという見立ても一致していたので、私たちは手術を受けよう、ということに決め、助産師さんの一人に信頼できる医師を紹介してもらいました。

 

「やってみないと分からない」という手術なので、心配がないとは言えませんが、これで娘の呼吸やおっぱいを飲むのが改善してくれることを心から祈っています。

という、複雑な初節句の一日でした。

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術後、ミルクを飲んでいるタカナ

 

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