今日(2020/03/05)、普段はあまり接点がない人とたまたま話す機会があり、お子さんをどうしているか、という話になりました。
その方はお子さんが2名いて、上が小4の男の子、下が小1の女の子。そして夫婦で同じ会社に勤務されている方です。
今週に入って、一斉休校となり、最初は学童に2名とも通わせようとしたようです。
…が、初日、2人のお子さんが帰ってきてから言ったのは
「もう学童行きたくない!!」
だったとのこと。
一体、何が起こっていたかというと、狭い学童のスペースに、普段は利用しない子など多くの生徒が殺到したため、かなり居心地が悪かったようです。
そりゃそうでしょう。
いきなり仕事を休むわけにもいかないし、どうしても学童などのお世話にならざるを得ません。
基本的に同じ学校の生徒が集まるとしても、普段のクラスとは違う環境にいきなり入って、そして狭い教室に大勢が集まり、遊ぶものも限られているとなると、どんな子だって息が詰まります。
そこで、その人はどんな作戦を取ったかというと、
一斉休校の間、夫婦交互に勤務するということでした。
つまり職場には夫婦交互に一日おきに出勤ということですね。
その夫婦が恵まれていたのは、
周りに理解ある人が多い、というのに加えて、
奥様の方は比較的人数がいる部署で働いていて、休んでもバックアップしてくれる体制が整っていたこと
逆に旦那さんの方は、いわゆる調査・分析系のお仕事でリモートでも仕事ができること、
でした。
ウチも含めて、ほとんどの方はこんなに恵まれた環境にはいらっしゃらないでしょうが、こういう非常時であれば、一つの解決策かもしれないと思ったので、今回採り上げてみました。
やりがいを感じるところは人によって異なりますし、また組織で働く以上、希望通りの仕事に就けたり、希望通りの部署に配属されるかはわかりません。
ただ、私たちのような子育て世代、そして介護世代は、今回の感染症のような事態に陥った場合、どうしたら自分がいなくても(少なくとも身体が現場になくても)仕事がまわる仕組みを考えて、いつでも実行できる状態を準備しておくことが大切だよな、とつくづく思った次第です。
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