「仕事と家庭、どっちが大事?」や昨日の「一日おきに夫婦交互に出勤」など、今回の感染症の影響で、働き方について触れる機会が増えました。
日記やブログ、Twitterなどは面白いですね。その時その時の、自分が関心を持っていることがどうしてもテーマになりがちです。
今日は子育てネタとは直接関係がないかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症関連ニュースから働く子育てしながら私たちに関連するネタ、そして
「仕事と家庭、どっちが大事?」で小学館や集英社が一斉休校になったタイミングでマンガのWeb配信を無料にしたというニュースを紹介しましたが、今日も色々な企業の対応がありました。
自宅でもしっかり学習を 臨時休校受け通信教育各社が無料配布強化
このニュースは、親としてはとてもありがたいものではないでしょうか。
ウチはまだこの学齢に達していませんが、こういったツールがあると、親が勉強をサポートする際も助かります。
もちろん企業側からすれば、これを入り口に正式に申し込んでほしい、という下心があるのは見え見えだとしても、教材を色々試せるのはありがたい。
恐らく提案をしたのは現場だと思いますが、すぐにGOを出すトップがいなければこんなに早くはできません。
そして
ローソン「おにぎり3万個無償提供」で32万個超の申し込みも全件対応、学童保育の新型コロナ対応で
ローソンは本当に有事の際の行動が早い。3.11東日本大震災のときもそうでした。
リーダーシップのみならず組織としての強さが垣間見えます。
いざという時に、どこに必要な物資を送れば役に立つかをちゃんと考えており、判断軸がしっかりしていて、かつ全社一枚岩になれる。
素直にカッコいい組織だと思います。
もちろん全社員が同じ気持ちかどうかはわかりません。だって、これで仕事が倍増する社員も必ずいますから。
ただ、こういう際の意思決定の早さとそしてちゃんと実行できる力はすごいと思いますし、結果としてここにかかるコストの何倍もの広告効果は確実にあるでしょう。それにおにぎりを食べた人は、近くにあったらローソン行こうって思うようになりますもん。
マーケティングの観点からは、話題になったイオンもすごい。
イオンに続きイトーヨーカドーも追随して店舗にトイレットペーパーをあえて目立つように置くようになったようです。
ハッタリかもしれませんがこれもすごい。
金融恐慌で取り付け騒ぎが起こった際に高橋是清が札束を銀行に積み上げたって小説で読んだことを思い出しました。
ティッシュやトイレットペーパーは誰もが必要とするものですが、子育て家庭では本当に欠かせない。
人々を安心させるにはこういうのが最も効果的です。
そしてこれも広告効果に換算したら莫大。さらにイオンの物資の調達能力や物流についても他とは違うと印象付けることができる。
トップの判断に加え、現場や倉庫・物流の協力があったからこそできることです。
これらの報道をみて、そして今回のエントリーを書こうとなぜ思ったのかを考えたときに、なぜ私が先日の「仕事と家庭、どっちが大事?」のようなエントリーを書いたのか、一つ思い当たることがありました。
今のトップはこういう時にどういう対応をするかと想像すると頼りない…
結局今のトップに失望というか信じ切れていないから、かな…と。
この話については別に記します。
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