今週は家事について触れていきます。
先日(2020/03/16)エントリーの「家事の一つ、「洗濯」を分解してみた」の続編です。
このときは、「洗濯」という言葉を普段どのように捉えているかということを皆さんと確認してみたくて、分解してみました。
その中には、「え!?こんなことも含まれるの!?」っていうのもあったかと思います。
実際、家の中のことを自分自身でやってみると、家の中の状態を維持するってホントに沢山やることがあると実感します。
洗濯に関して言うならば、家中に散乱したタオルや脱ぎ散らかしている服を集めるとか、裏っ返しになっているのを元に戻すとか。
他では、わかりやすいところで言えば、ごみの分別や家の各箇所へのティッシュの補充とか玄関マットをはたいて干したりとか、雨が降ってきたら自転車を濡れないところに移動させるとか、冷暖房やレンジのフィルター掃除とか。
「名もなき家事」「見えない家事」という言葉が、この数年広まってきました。
過去に大和ハウスは名もなき家事ランキングなんてやっていました。
「名もなき家事」ランキング|家事シェアハウス|間取りと暮らし方|注文住宅|ダイワハウス
いやー、このベスト10は全力で納得。
この内、献立を考えるのとおもちゃの片づけ以外はほとんど僕!?
またサイト内にあった「名もなき家事の8割はマイナスをゼロに戻す作業らしい」は、その通り!って思いました。
コピーライターの梅田悟司さんは
「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」なんて本を出しています。
この本は正直、遊びが過ぎてる感というか、深さが足りないと思いました…ちょっと残念。Amazonのレビューを読んでも同じような感想を持った方が多いようです。
レビューにあった、
「本書では、次の2つが混在しています。
- 名もなき家事
- 名がある家事、もしくは、名もなき家事をめぐる、あるある話
どちらも、漫画やエピソード、プロならではのネーミングでユーモラスに書かれており、読んでいて楽しいですが、個人的には、1をもっと掘り下げてほしかったです!
例えば、洗濯機のフィルターの糸くずを取る、洗濯物のポケットを確認する、買ってきた食料を仕分けていらんパッケージを取る、冷蔵庫での置き場を確保する、捨てる前にペットボトルや缶を洗い、潰す、洗剤がなくなる前に気づいて補充する、家中のあらゆるでっぱりに積もったホコリを拭いて歩く、食器棚や冷蔵庫の隅に溜まった汚れを掃除する、クイックルワイパーのシートを付け替える…etc.
(後略)」
は納得です。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2PZIRDYCHRKXI/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4763137786
フォローするわけではないですが、この梅田さんの
「「言葉にできる」は武器になる」は名著です!
他にも「名もなき家事」「見えない家事」で検索すると本当に沢山のサイトがヒットします。
こういうのを見ると、家の中がうまく回っていることに感謝ですね。誰かがやってくれているわけですから。
マイナスをゼロに戻す。
そこそこ快適な状態を維持する。
やってもらって当たり前ではなく、そのために自分は何ができるかを家族みんなで定期的に話し合い、見直していくものかもしれません。
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