47歳で父になりました ~高齢出産共働き夫婦の子育て~

「仕事+家事+子育て+介護」の無理ゲー攻略記。 高齢出産で子育て真っ最中の40代・50代フルタイム共働きパパ(+ママ)の育てる・働く・暮らすを考えるブログ

ダンナが家事を頑張ろうと思う伝え方

今週は家事特集として、 「Help or Share? 」「家庭のミッション・ビジョン・バリューを考えてみよう」と僕の家事に対するスタンスなどを記し、家庭を会社のように見立てて考えてみることを提案してみました。

 

思いのほか、女性(奥さん)側から、男性(旦那さん)側にどう伝えたらよいかわからない、という意見をいただきました。

 

専門家でいえば、脳科学者 黒川伊保子さんの著書「妻のトリセツ」や「夫のトリセツ」を読むのが、ある意味最もわかりやすいかと思いますが(笑)、僕なりにも考えてみたいと思います。

 

 繰り返しとなりますが、育児は超長期間のプロジェクト、

そして家事は日々の家庭をまわしていくルーティンの“仕事”と捉えています。

ただ、単なるルーティンワークとなってしまうと、とたんにつまらなくなってしまうので、日々の育児・家事を通じて、自分たちがどんな家庭を一緒に作って行きたいのか、というビジョンも共有することが、家事をつまらなくさせないようになるヒントだと思っています。

どちらも仕事的な考え方ですが、男性はここで腹落ちすると頑張れます。

もちろん子育ては人育てですし、家族という他人ではない人間関係の中のことなので、当然そこに想いや感情が思いっきり入りますが。

そして男性は、仕事に対しては気持ちの上でも割り切りができます。

 

さて、働くママたちは職場では部下がいて、部下指導や育成をやっているかと思います。

では、皆さん、部下にはどう依頼すると快く引き受けてくれるのか、そして仕事をきっちりやってもらうには、普段どう考えて、どう指示を出し、どう声掛けやフォローをしていますか?

 

部下は他人だけど、パートナーは家族。

そこにコミュニケーションの甘えがどうしても出てしまうんですね。(自戒も込めて、です。もちろん!)

僕からのヒントをお伝えしていきましょう。

 

まず1つ目です。

ゴールを明確に示しましょう。

 

オトコは目的志向の生き物です。

 

単に

「ミルクあげて!」

「洗濯して!」

では、言われた側は「単にやれってことかよ。やりゃーいいんだろ、やりゃー。」となって、

哺乳瓶で飲ませたら終わり → 縦抱っこしてゲップをさせていない

洗濯機に洗剤を入れてスイッチを入れる → 干して、畳んで、元の位置に戻す、が抜けている

 

となりかねません。

 

現状はこういう状態で、ゴールはこういう状態

というのを極力具体的に示しましょう。

 

例えば、

なかなか寝付いてくれないから、ミルクをあげてほしいのであれば、

「〇〇(子どもの名)お腹空く時間だからミルクあげてもらえるかな。お腹いっぱいになれば泣かないはずだし。ミルクが終わったら、オムツも換えてもらえると、泣かないでゆっくり寝てくれるよ。」

 

洗濯だったら、普段きちんと定位置に畳んだ服がある状態の写真を見せて、

「ここまでが洗濯だから。やり方は自分で考えてみて。もしわからなければ、手順は伝えるから。」

と言ってみましょう。

 

普段、仕事では目標があり、そこに向けてどうやったら到達できるかを日々考えているはずです。

そして皆さんもそうだと思いますが、仕事の指示でもただ「〇〇やれ!」では何も考えない指示待ち人間が出来上がってしまいます。

指示待ちのマニュアル人間にいかにさせないか。

仕事の場では頭を使っているはずなので、思考停止させないような、仕事の与え方を考えてみましょう。

 

△ やることを伝える

〇 ゴールを伝える

やってみてください。

 

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