先日のエントリー「家庭のミッション・ビジョン・バリューを考えてみよう」では、ビジョンやバリューを話し合って共有しましょう、という提案をしました。
そして「ダンナが家事を頑張ろうと思う伝え方」では、ゴールを明確に伝えましょうと提案しました。
では、ゴールを伝えたらどうするか。
完全に任せる、ということが前提ですが、その作業プロセスをダンナさまに考えてもらいましょう、ということです。
僕たちは、普段、仕事であればこういうことは当たり前に行っています。
お客様だったり上司だったり相手は様々ですが、ゴール(目標)だけが先に設定され、そこから先は自分で考えます。
家庭のビジョンがあって、そして妻側からやってもらいたい家事もあって、ということあれば、作業プロセスを考えてもらいましょう。
そして実際にそれでうまくいくか、試してもらいましょう。
よく仕事でも予実管理を行います。だいたいは予定通りに実績はうまく進んでいきません。
家事も同じだと思います。
そしてあなたから見たら、当然イライラすることもあるでしょう。手際が悪かったり、抜け漏れがあったり、仕上げがかなり期待外れだったり…
任せるつもりなら、余計な口出しは避けるべきだと思いますが、そうはいってもアドバイスとか、フィードバックだったりとか、相手が「聞く気になる」伝え方で、一緒に作業プロセスの見直しを行っていきましょう。
あくまでもスタンスは、「こういう風にやるとこんなメリット(作業が短くなる、楽になる…)があるよ」という感じで。
仕事で普段やっていることを、あえて家庭でもやってみる、というのは共働き夫婦だからこそ仕事を家庭に活かす、そして家庭のことを仕事にも活かす、一つの手だと思います。
作業プロセス見直しのメリットは、これを繰り返していくと、妻も自分も同じような感じで家事ができるようになっていくこと。
そして、少しずつこういうのが増えていくと、まずはお互いイライラするのが減ります。
さらにどちらかが外出したり、病気で寝込んだりしてワンオペになっても、困ることが減ります!
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