離婚の原因の最大の理由はよく「価値観や考え方の相違」と言われています。
そりゃ他人同士が一緒に生活するわけですから、いろいろ出てきます。
最近ウチで起こっていること。
昨今の新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大において、このところ妻と予防対策でお互いのズレが出てきています。
一言でいえば、僕の方が甘い。僕は「このくらいで大丈夫でしょ」
に対して
妻は「このレベルはやってくれないと困る。」です。
世界的な感染の具合を見ていると、また世界の研究者が次々と発表している記事を読むと、確かに僕を含め多くの日本人は感染症の怖さをわかっていないのかなーって頭では何となくわかります。
…が、あまりに神経質になると今度は何もできなくなります。
気にし始めると、買い物したモノも、配達された荷物や新聞にも、附着しているかもしれません。
まあ、妻の場合そこまで神経質なわけではないですが、医療従事者なのでそもそも僕とは「清潔」の基準が全く違います。
とりあえず手洗い/うがいは習慣になっていて、外出から帰宅後は必ずするし、帰ったらすぐに着替えるようにしているし、もちろんマスクもしている。これ以上、どうしろっていうの?が僕のスタンス。
妻は、特にこの感染症に関しては、わかりやすい例を一つ挙げると、例えば帰ってきたら即シャワーまたは風呂に入らなきゃダメっていうスタンス。また外部からモノを持ち込むのもあまりいい顔しません。
感染症の怖いところは、もちろん目に見えない怖さってのもありますが、自分が気づいていない間に加害者になっている可能性があるということ。
ウチは三世帯同居なので、老人と子どもがいます。
職場では当たり前ですが、上司など60代以上の方とも常日頃から接していますし。
だから普通の風邪やインフルエンザと今回のコロナを比較して、中高年や老人は感染したら致命的というところから、より神経質になった方がいいというのも頭ではわかります。僕も50代ですしね。
だけど…一応政府が言っているレベルのことはやってるんだから、これ以上だと窮屈で仕方がない。
妻はとにかく「あぁ、あの時、あれをやっていなければ」と後悔したくないということで、「取り越し苦労ならば、それで今回はいいじゃないか」という考えです。
別に言い争いに発展したりはしませんし、特に医療のことなので、僕の独断よりかは絶対に妻の言っている方が正しいのもわかります。が、ねぇ…
職場では管理職なので、部下全員の手洗いや検温の確認を毎朝やっていますが、なんだかこれも聞きづらいし、形骸化しているような気もするし…で、イマイチ納得はいっていませんが、やらないわけにはいきません。
息子のタロウはせっかく保育園に復帰したのに、また登園の自粛を求められそうな感じです。
子どもなんて口の中に指は入れてるは、鼻くそほじった手で友達に触るわ、で一人感染者がいたらあっという間に少なくともクラス中は広がりそうですからね。
確かにより慎重になった方がいいんだろうな、と頭ではわかっていますが、やはり身近で出ていないからか、これだけ感染者が出ていてもまだ違う世界の話に感じてしまっているのかもしれませんね。
息苦しさは感じますが、海外の方々の悲痛な叫びを聞いていると、周りで感染者を出さないためと割り切って、妻の求めるレベルは何とか頑張ろうと思います。
ホント、一日も早く収束の方向に向かってほしいですね。
↓ よかったらポチッっとしてください。