先日の「じわり家計圧迫!?」で、食品や日用品の価格がジワジワ上がっていることを記しましたが、今晩(2020/04/16)の仕事からの帰り道、夜6時半頃にスーパーに立ち寄ったら、また驚くような光景だったのでアップします。
生鮮品、特に野菜、肉が棚から多くが消えていました。魚はまだありましたが。
あと豆腐や納豆といった大豆製品もかなり品薄に。納豆はほとんどなく、豆腐はものによっては、という感じでしたね。
相変わらず麺類、そしてスナック菓子は品薄。
また乳製品も例えばバターなどは高級品は残っていますが、雪印やスーパーのプライベートブランドなど大衆的な商品は在庫切れ。
もう何年もこのスーパーに通っていますが、この時間帯でこんなに品切れになっている光景は2011年の東日本大震災以来です。
そして以前ブログに記した手前、今回は特に丁寧に値札を見て回りましたが、明らかに価格は上がっていました。
特売になりにくい(基本的に価格変動が普段は無い)プライベートブランド製品で価格推移は見ることが多いですが、例えば今まで138円だった生乳100%のヨーグルトが148円になっているとか、使い切りハムの4セットが238円→258円とか。
ちなみに念のためと思って帰り道にコンビニの店内を覗いてみましたが、コンビニではまだここまで棚が品薄にはなっていません。やはり今子どもがいる家庭持ちの人がスーパーに買いに来るからでしょうか。(毎日の食材の消費量は、大きく伸びているはず)
また、今までは海外発信のニュースやYouTubeの光景でしかなかった、スーパーのレジ前の透明ビニールシート(レジの人の手元より上はビニールシートで壁を作っている)や、レジに並ぶ際にはソーシャルディスタンスの間隔をあけるなど、少なくとも僕の生活圏のコンビニやスーパー、ドラッグストアでは、当たり前になってきました。
帰宅後、食事をしながら妻と今後について話し合いました。
1カ月我慢すれば今までの日常が戻る、ではなく、こういう生活がこれからしばらくは続くかもしれないことを覚悟しなければならないということについて。
一時的であればいいのですが、もう多くの識者がアフターコロナではなくウィズコロナの時代になると言っています。
世界中で生産や物流に影響が出ています。そうなると特に食品は世界での争奪戦に。
モノがあり余っていて、使い捨てが当たり前だった時代から、一気にモノを大切に繰り返し使う時代になるのかもしれません。
いくら日本人が震災慣れしているとはいえ、地震や台風は局地的なもの。一時的に物流が寸断されても、他の場所は元気でした。
今回は全世界同時です。
働き方がこれをきっかけに変わると言われていますが、働き方のみならず、生活の様式も、習慣も、そして色々な価値観まで変えてしまうかもしれません。
その前に、生きていく糧である食品はどうなるのでしょう?
まあ、自分の影響力が及ばないところをいくら考えても時間の無駄なので、今後の品不足や物価上昇のシナリオも描きつつ、複数のシナリオの中で、私たちにどんな打ち手があるのかを今週末は話し合ってみたいと思います。久しぶりの家族会議です。
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