(内閣府のホームページより)
【概要】
今回からGWスペシャルとして、未就学児に自転車の乗り方を教えるポイントをお伝えします。あくまでも親目線。親が自転車の乗り方を教える際に、知っておいてほしいこと、どういうステップを踏ませると子どもが自転車に乗れるようになるかをシリーズでお伝えします。
第1回目は、キックバイク・ランニングバイク(ストライダー)と自転車の違いと交通ルールについて。
【はじめに】
感染症で世の中ピリピリしていますが、今はゴールデンウイーク。
私は一年の中で最も好きな季節です。晴れの日が多く、そして適度に暖かく、しかしカラッとしていてジメジメしない。
そんな気持ちのいい日に、子どもを終日家の中に閉じ込めておくことはできません。
子どももストレス溜まりますし、そんな子どもの相手をしていると私たちも疲れる。
屋外、そして人があまりいない公園や河川敷などであれば感染のリスクは少ないと判断し、なるべく連れて行くようにしています。
さて、今回はゴールデンウイークスペシャルとして、未就学児向けの自転車の乗り方講座をシリーズで送ります。
タロウが最近ハマっているものの内の一つが自転車。乗っている自転車がヘンシンバイクということもあり、まだ公道デビューはさせておらず、走らせるコースは公園もしくは河川敷に限定しています。ですが、広い公園で人通りが少ない時にペダルをガンガン回して走ってます。
僕自身は、自転車に乗れるようになったのは結構遅く、小学生になってからでした。
乗れるようになったというよりかは、親が自転車を買ってくれたのが、小学校入学後だった、ってことです。そこから自転車にはまり、ロードも何台か乗り継いできました。今では電動ママチャリ専門ですが(苦笑)
乗れるようになってしまえばなんてことは無いものが自転車。
だからこそ、乗れない人にどうやったら乗れるようになるのかを説明するのって意外と難しい。
タロウの周りのお友だちとそのパパを見ていると、もしかすると自転車ってどうやって練習させるのがよいのかわかってない??という光景を最近よくみるようになりましたので、自転車練習法をお伝えしたいと思います。
いきなり練習法に入らず、あえて交通ルールから入るのは、街中ですれ違う自転車に乗っている多くの人が、自転車のルールを知らずに(無視して?)道路を走っていること。
ロードバイクに乗っている多くのサイクリストは交通法規を守って走っています。逆にママチャリに乗っているオッサンやオバチャン、中高生は無茶苦茶な運転しています。
厳罰化されたのに、いまだにスマホ片手やイヤホンしながら、または右側通行していて、本当にヒヤヒヤします。
先日ヘンシンバイクのペダルを付けてもらった際に自転車店のオヤジさんからも、親のやることは交通ルールを教え込むことだ!と強く言われ、本当にその通りだと思っているので、あえて堅苦しい話からしていきます。
【キックバイク(ストライダーなど)と自転車の違い】
「ストライダーは自転車ではありません」
ちょっと堅苦しい話をします。
自転車は軽車両です。
親としては、ちゃんとこの違いを認識し、キックバイクの練習を公道でさせないようにしてください。
また乗り慣れてくると、子どもが家から公園までの道のりなどで乗りたがりますが、公園に着くまでは、重たいですが親が持ち運ぶようにしましょう。
【自転車の練習をする前に知っておいて欲しいこと】
<重要 各ステップ共通> 自転車の練習をする前に知っておきたい交通ルール
1.公道で練習しない
繰り返し伝えているようにキックバイクは公道を走ることができません。
また「車は急に止まれない」。確実に「走る・曲がる・止まる」ができない内から公道レビューはさせないようにしましょう。
2.ヘルメットは必ず着用
自転車を始めたころに必ず何度か経験するのが転倒です。日本ではヘルメットをかぶることはカッコ悪いと見られていますが、アメリカやヨーロッパではヘルメット着用は日常の光景になっています。
自分の身を守るのは自分。親ができることとしてヘルメットは必ず着用させましょう。
また、親の自転車に子どもを乗せる際にも必ずヘルメットを着用させましょう。
あまりにも子どものヘルメット未着用が多いのでそれも驚きます。
(ちなみに妻はタロウが1歳くらいの時、乗せたまま転倒した経験があり、ヘルメット着用していて本当に良かったとしみじみ言ってました)
保育園の送り迎えや買い物の際に、親が子どもにヘルメットを着用させなければ着用する癖がつきません。普段から親の自転車に乗せる場合でも、子どもが自分の自転車に乗る場合でも、ヘルメット着用は習慣づけましょう。
3.自転車の交通ルールを言い聞かせる
繰り返し繰り返し交通ルールを言い聞かせましょう。言っただけでやるようにはなりませんが、言い続けなければ伝わりません。
交通ルールについては下にリンクを貼っておきます。
4.親が交通ルールを順守!
子どもは親の行動を本当によく見ています。保育園の先生からも「親が交通ルールを順守しなければ子どもは守らなくなり、それが交通事故に結びつく。」と口酸っぱく言われました。僕は子どもを乗せているときは、例えば黄色(や点滅)で突っ込むとかはしなくなりました。
自転車に限った話ではありませんが、「言行一致」が親として最も大切なことだと僕は思っています。子は親の鏡とはよく言ったものです。
5.自転車に移行する際には、必ず保険に加入!
お住いの地域(自治体)によって差がありますが、例えば東京都では自転車保険への加入は義務化されています。
お子さんが公道デビューする際には、必ず自転車保険に加入しましょう!
参考:
【自転車の交通法規 リンク】
大まかに解説されているもの
神奈川県警のはかなり細かく記されています。
【まとめ】
・キックバイクは遊具、自転車は軽車両。キックバイクは公道では走れません。
・ヘルメットは必ず着用。親の自転車に乗せる際も、子どもが自分の自転車に乗る際も。
・まずは親が交通ルールを知り、守りましょう! 言行一致でなければ子どもは言うことを聞きません。
・公道デビューの前に自転車保険に加入しましょう。
次回に続く
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