昨日2023年4月3日、こども家庭庁なる庁が新たに立ち上がりました。
キャッチフレーズは「こどもまんなか」
上記のサイトを開くと
「こども家庭庁は、
こどもがまんなかの社会を実現するために
こどもの視点に立たって意見を聴き、
こどもにとっていちばんの利益を考え、
こどもと家庭の、福祉や健康の向上を支援し、
こどもの権利を守るための
こども政策に強力なリーダーシップをもって取り組みます。」
とあり、位置づけとしては
「こども家庭庁とは、子どものための政策をまとめて行う行政機関です。これまで各省庁でバラバラに行われてきた子どもに関する政策を、一本化して行います。こども家庭庁は、総理大臣直属の機関として内閣府の外局に位置します。内閣府特命担当大臣も置かれており、各省庁に子ども政策の改善を求めることができる「勧告権」を持っています。」
とされています。
確かに、厚生労働省・内閣府・文部科学省とバラバラに行われてきた子どもに関する政策を一本化するようです。その目的はとても良いでしょう。
また発足にあたっての背景には、少子化対策や貧困対策やヤングケアラー問題、児童虐待問題などに対して政府としてきちんと向き合っていく姿勢の表れのようです。
併せて先日(3月31日)には「こども未来戦略会議」を立ち上げると首相が表明しました。
「異次元の少子化対策」とのことで立ち上げる表明はされたものの、どの記事を読んでもまだ具体的な内容は記されてかったということは、今回は立ち上げの発表まで、ということなのでしょう。
ニュースを見ていると、参院本会議では、「子ども1人当たり1000万円を給付するくらいやれ」なんて意見も出ていたようですが、お金の問題も含めて現在の日本ではなかなか子どもを積極的に産みたい、育てたいと若い世代に思ってもらうインセンティブは多くないように思います。
今までも何度も「少子化対策」とか「貧困対策」というワードは出ていましたが、残念ながら実を結んでいるとは思えません。
今回のこれらの取り組みが税金の無駄遣いに終わらないことを、納税者の一人として切に願いますし、願うだけでなく私なりの少子化対策や子育てしていて思うところについては、この場を通じて発信していきたいと思います。
では、また。