47歳で父になりました ~高齢出産共働き夫婦の子育て~

「仕事+家事+子育て+介護」の無理ゲー攻略記。 高齢出産で子育て真っ最中の40代・50代フルタイム共働きパパ(+ママ)の育てる・働く・暮らすを考えるブログ

こども家庭庁とこども未来戦略会議

昨日2023年4月3日、こども家庭庁なる庁が新たに立ち上がりました。

www.cfa.go.jp

キャッチフレーズは「こどもまんなか」

 

上記のサイトを開くと

「こども家庭庁は、

こどもがまんなかの社会を実現するために

こどもの視点に立たって意見を聴き、

こどもにとっていちばんの利益を考え、

こどもと家庭の、福祉や健康の向上を支援し、

こどもの権利を守るための

こども政策に強力なリーダーシップをもって取り組みます。」

とあり、位置づけとしては

「こども家庭庁とは、子どものための政策をまとめて行う行政機関です。これまで各省庁でバラバラに行われてきた子どもに関する政策を、一本化して行います。こども家庭庁は、総理大臣直属の機関として内閣府の外局に位置します。内閣府特命担当大臣も置かれており、各省庁に子ども政策の改善を求めることができる「勧告権」を持っています。」

とされています。

 

確かに、厚生労働省内閣府文部科学省とバラバラに行われてきた子どもに関する政策を一本化するようです。その目的はとても良いでしょう。

また発足にあたっての背景には、少子化対策や貧困対策やヤングケアラー問題、児童虐待問題などに対して政府としてきちんと向き合っていく姿勢の表れのようです。

 

併せて先日(3月31日)には「こども未来戦略会議」を立ち上げると首相が表明しました。

news.yahoo.co.jp

「異次元の少子化対策」とのことで立ち上げる表明はされたものの、どの記事を読んでもまだ具体的な内容は記されてかったということは、今回は立ち上げの発表まで、ということなのでしょう。

 

ニュースを見ていると、参院本会議では、「子ども1人当たり1000万円を給付するくらいやれ」なんて意見も出ていたようですが、お金の問題も含めて現在の日本ではなかなか子どもを積極的に産みたい、育てたいと若い世代に思ってもらうインセンティブは多くないように思います。

今までも何度も「少子化対策」とか「貧困対策」というワードは出ていましたが、残念ながら実を結んでいるとは思えません。

今回のこれらの取り組みが税金の無駄遣いに終わらないことを、納税者の一人として切に願いますし、願うだけでなく私なりの少子化対策や子育てしていて思うところについては、この場を通じて発信していきたいと思います。

 

では、また。

お別れ

桜吹雪

今日3月31日は、日本の社会においては年度末です。

会社では会計の決算月は必ずしも3月ではないかもしれませんが、少なくとも学校・保育園・幼稚園は4月はじまりの3月終わりが一般的。

ウチの息子と娘は明日から一つ学年が上がり、息子タロウは明日から小学校2年生に、娘タカナは明日から保育園の年少組となります。

 

息子は地元の公立の小学校に通っています。公立の学校なので、先生は公務員。異動は定期的にあります。タロウの担任の先生は異動となることがわかりました。

娘の保育園での担任の先生方は、転職などで園を離れることとなりました。

息子も娘もこの1年間お世話になった担任の先生とはお別れとなります。また、転校・転園するお友だちもいます。

 

小学生の息子は、すごく好きだった先生そして保育園から一緒だった友だちが去っていくことに寂しさを感じているものの、割と冷静に受け止めているようです。

娘は先生方が少しずつ、「次のクラスからは新しい先生やお友だちが来るんだよ」と刷り込みをしていたようです。最初はピンときていませんでしたが、ようやく実感が湧いてきたようで最終日の今日はひたすら先生にぎゅーをねだったと聞きました。ただ、仲良かった友だちが転園になることはまだ実感が湧いているようには見えません。

 

週が明ければ新たな先生・新たなお友だちとの出会いがあります。

特に保育園や小学校のクラスというのは、本当に偶然の産物。たまたま同じ地域に住んでいるということと年齢以外の共通項はありません。一般的には中学や高校から、通える地域内と同じ程度の学力の集団となり、社会に出ると年齢の幅は広がりますが、似たような価値観や方向性の人たちと集団をつくることが多くなります。

 

さて、どんな先生が来るのかな?どんなお友だちが来るのかな?

出会いがあれば、必ずいつかは別れの時が来るというのを毎年毎年私たちは経験しますが、何度経験しても寂しいものではありますね。

 

では、また。

児童手当 所得制限撤廃へ

子育て支援イメージ

昨日(2023年3月25日)、新聞紙上やニュースでも話題になったこのニュース。

www.tokyo-np.co.jp

(日経や朝日は有料会員でないと記事全文が読めないので東京新聞のサイトにしました)

子育て世代としては見逃せないものですので、今回は時事ネタに触れたいと思います。

 

児童手当の所得制限は、ツイッターなどでも「じゃあ、稼ぐなってこと!?」とか「こんなことやってるから働く女性が子どもを産もうっていう気がなくなるんだよ!」とか批判が出まくっていましたね。

ホントにこの国は、少子化対策を本気でやろうとしているようには全く思えない政府の打ち手。加えて、一億総活躍とか女性活躍とかダイバーシティとか言っている割には仕事と家庭の両立を本気で考えているようにも思えませんでした…が、ようやく所得制限撤廃は実現しそうです。

 

昨日の日経新聞の付録であるNIKKEIプラス1では、実現してほしいこども政策がランキングで紹介されていました。

www.nikkei.com

(こちらは有料会員でないと全文は読めません…)

ちなみに2位以下は

2位 こどものいる家庭への減税措置・給付拡大

3位 高校生までの医療費の無償化

4位 私立大高中の入学金廃止・大幅減額(入学しない場合)

5位 奨学金の返済負担を軽減

6位 妊娠・出産費用の助成・無償化

7位 PTAの改革

8位 保育所・幼稚園の質向上

9位 保育の間口を広げる

10位 公教育の環境見直し

 

どれも子育て世代からすれば、本当に実現してほしいものばかり。

子どもを持つと、今の世では金銭的負担は本当に大きい。より良い教育環境をと考えると青天井です。

ウチは最高の教育を、とまでは思っていませんが、それでも多少のおけいこごとや数年後から始まる塾通い、そしてもし私立に通わせるとか考えると、目まいがします。

 

子どもにかかる金銭についてもまた触れていきたいと思いますが、本日は記事の紹介まで。

 

では、また。

私が会社を辞めたわけ①

前回の投稿で、このブログを更新していなかった2年の間に、会社を辞めたことに触れました。

今からちょうど1年前の2022年3月末日をもって、サラリーマンを卒業しました。

当然、簡単な決断ではありませんでした。これから莫大な教育費がかかると見込まれる中、そして老後不安も抱える中、なぜ安定したお堅い会社を辞めたのか、その経緯を3回に分けて振り返っていきたいと思います。

 

私はキャリアコンサルタントやFPの有資格者でもありますが、もし誰かから50代で会社を辞めようかと相談をされたら、絶対に「早まるな!定年までもう少しじゃないか!なんでそんなバカなこと考えるんだ!」と全力で止めにかかります。

それが自分に対しては冷静に考えられないからか、バカなことをしてしまったんですよね。

 

まず、これは子どもを持ちたいと思ったときからずっと考えてきていることですが、高齢出産カップルにおいては、定年後+10年程度、教育費を稼ぐ必要があります。

ウチの場合、私が47歳で息子、51歳で娘を授かりました。

4年制大学まで進学した場合、順調にいっても、娘が大学卒業時に私は74歳、妻は67歳になっています。

さらに老後が待っています。

サラリーマンで会社の収入だけに依存していると、一気に経済的に破綻する可能性が高まる不安がある中で、子どもを持つと決めました。

となると、定年がない働き方を構築しておく必要がある、という結論になります。

 

現在の日本社会は会社員がいろいろな面で有利になるように、そして信頼があるように設計されています。その面から考えると会社員でいるメリットは本当に大きいので、その地位を手放すことは簡単にはできません。

 

さて、どうしよう。

私と妻はことあるごとに、この件について話し合いを持ちました。

 

つづく

2年の時を経て、2023年3月現在の状況

2年前は妹のタカナが1歳を迎えたあたりで更新が途絶えました。

そこから2年。

 

現在の私たちの年齢や現状を改めてお伝えしておきましょう。

私は現在54歳。妻は47歳。

私は昨年の3月末でサラリーマンを辞め、4月からフリーランスとして働き始めました。

この辞める顛末は別の機会で触れますが、まぁ自分でもよくこのタイミングで大胆な決断をしたなと思っています。

妻は2年前と変わらず医療関係の職場に勤務。契約上は時短勤務になっているようですが、朝は7時に出て、帰宅は18時から19時頃と実質フルタイム勤務です。

 

妹のタカナは現在保育園の2歳児クラス。4月から年少さん。

兄のタロウは7歳になり、現在地元の公立小学校1年生、4月から2年生。

同居している母(私の実母)は93歳で、2年前よりも少しずつではありますが、認知症は進行し、体力も衰えが目立つようになりました。(現在要介護1)

 

一緒には暮らしていませんが、妻の母は現在76歳。後期高齢者になりました。

 

毎日何かしらの小さなトラブルはありますが、こんな家族で現在は過ごしています。

 

今後は子育ての話と共に、母の介護というか老親と共に生活することについても折に触れ、記述していきたいと思います。

 

では、また。

ブログ再開

気が付けば2021年の1月以来更新していなかったこのブログ。この2年間、時折、書いておきたいな、と思うことは多々あれど、目の前のことに追われブログの優先度は低いままでした。

とはいえ、このまま放置しておくのももったいない、と思い直し、再開することにしました。

このブログの位置づけとして、高齢出産カップルである40代・50代での子育ての現実を世の中に発信していきたいという想いが半分、そして半分は自分の記録という側面があります。

私の悪い癖として、文章を執筆する際には、どうしてもスマホよりかはPC、そして文章を推敲したいと思ってしまいます。なのでどうしても発信が億劫になりがち。かつ文章も長くなりがち。

まあ、今後も簡単にこの癖は治らないとは思いますが、もう少し更新頻度を高く綴っていきたいですね。

ということで、今回はブログ再開のお知らせまで。

 

では、また。

感染爆発にどう向き合うか 家族会議しました

緊急事態宣言が発令されて2週間。さらに1ヶ月延長という話も出ていますが、年末からの感染爆発と医療崩壊間近という現状と私たち家族がどう向き合っていくかというテーマで週末に家族会議をしました。

 

ウチは今、50代の私と40代半ばの妻、5歳の息子と1歳になったばかりの娘、そして90代のばあちゃんとの3世代5人家族です。

基礎疾患が無いとはいえ認知症と高血圧そして腰を悪くして歩くのに難儀し、白内障の影響で視界がものすごく狭い90代のばあちゃんとまだ体力的に弱い1歳になりたての娘、そして喫煙歴がある私とちょっとぽっちゃりな妻というコロナに感染したら息子以外はみんなヤバイんじゃないか!?というところから、昨年の緊急事態宣言時も行いましたが、2度目の感染爆発を迎えての家族会議を行いました。

 

まずはどんな場合があり得るか、という場合分け。

大まかには以下に分けられます。

全員が感染

家族の中の誰かが感染

 

全員が感染した場合はさらに誰かが重症化した場合と誰も重症化しない場合に分けられます。

 

家族の中の誰かが感染はさらに

妻または私

子ども(どちらかもしくは両方)

ばあちゃん

が想定されます。

 

それぞれについて対応を考えてみました。

 

図で示すとこんな感じになります。

f:id:FUKUSEN:20210124234107p:plain

感染した場合の家族内対応案

これで問題が明確になりました。

問題はばあちゃんが単独で感染した場合の看護を誰がするか。

家庭内別居をしつつ、ばあちゃんの看護は息子である私もしくは妻がするしかありません。

 

そして最大の問題は妻と私の夫婦のみ感染していた場合、子どもの世話は誰がするのか、という問題です。

普段の風邪などであれば義母に預かってもらっていますが、コロナの場合、子どもたちは濃厚接触者となるため、高齢で重症化リスクの高い義母には預けられません。

そして濃厚接触者の世話をしてくれるベビーシッターもいません。

途方に暮れそうになりましたが、コロナが日本に入ってきてもう1年近く経つのですから既に例があるはずと思って調べてみました。

 

基本は自治体に相談のようです。

自治体によっては、こういう人のためにホテルを借り上げ、そこに看護師さんや保育士さんを派遣しているところもありました。また治療を一切しないという前提で病院に入院させ、そこで保育士さんが日中は面倒をみる、という自治体もありましたが、残念ながら私が住んでいる自治体には一切そのような表記がありませんでした。

 

参考にしたサイトは以下に記しますが、シングルマザー(ファザー)の方で近くに親戚がいない場合は本当に深刻です。

 

もうコロナはすぐそばまで忍び寄ってきています。

アフターコロナの時代まで、何とか家族全員が乗り切れればよいですが、ワーストシナリオも想定だけはしておかなければなりません。

現在、重症化しても入院が簡単には出来ないと聞いていますし、そんな状態なので家族で重症化しても家族全員が違う病院というのも当たり前のようです。(入院できただけでマシと思え、という感じのようです)

 

ウィズコロナを家族でどう乗り越えていくか。

私たちも今一度、気を引き締めて考えていかなければなりません。

自分たちの身は自分たちで守っていないと、です。

 

参考にしたサイト:

「親が感染したら 子どもはどこへ?」(NHK

www3.nhk.or.jp

 

新型コロナ感染日記 ~妻が“コロナ”になりました~(NHK

www3.nhk.or.jp

 

親が感染したら子どもは誰に? 今から備えておくことは(朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

両親がコロナ感染…子どもの世話は誰が? 赤江アナの訴えが話題 病院や施設で受け入れは可能か(東京新聞

sukusuku.tokyo-np.co.jp

 

感染者等子ども一時預かり事業(浦安市

http://www.city.urayasu.lg.jp/fukushi/yobou/kansen/1028485/1029723.html

 

保護者が新型コロナウイルスに感染した場合の子どもへの対応(長崎県

https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/hukushi-hoken/kansensho/corona_kodomo_zhouhou/corona-taiou/

 

とくしま目安箱 親がコロナウイルスに感染した時の子供の預け先について。(徳島県

https://www.pref.tokushima.lg.jp/opinion/5037069/

 

 ご参考になれば。

  

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