未就学児に自転車の乗り方を教えるコツシリーズは①から④で一旦完結したつもりでしたが、一点補足をします。
…というのも、最近タロウ(4歳)の保育園のお友達の多くがキックバイク(ストライダー)から自転車に切り替えるようになってきたのですが、そこに共通する現象がありました。
それは
1.どうせすぐに身体が大きくなるからと、小学生(低学年)サイズの自転車を買い与えられていること。
2.そうするとどうしても自転車そのもののサイズも大きく4歳の身体では扱いきれない。サドルの位置も高いので、足を伸び切らせないと地面につかないし、脚力も弱いのでペダルをこいでも踏ん張れない。だから自転車に乗るとふらついてしまう。
3.なので補助輪を付ける。
4.補助輪を付けていても、踏ん張れないのでちょっとした上り坂でもヨロヨロ、そして止まってしまう。
5.そうすると面白くないので、子どもは自転車を投げ捨てて別の遊びに夢中になってしまう。
…というものです。
せっかくストライダーでバランス感覚を養ったのに、補助輪付けたら逆戻りじゃん、と僕は思ってしまうのですが…。
やんわりと「ストライダー乗れてたんですから、補助輪無しでやらせてみてもいいかもしれませんよ。」程度の言い方で伝えてみますが、もう買ってしまった新品の自転車、それに補助輪も新品なので、そのままスルーされます(苦笑)。
身体のサイズも脚力も合っていないので、補助輪が付いていてもすぐにヨロヨロしてしまいます。なので補助輪なしはやっぱりありえない、と。
ただ、そこは補助輪。
どんなにフラフラヨロヨロしても倒れることはありません。
補助輪付きの自転車は、三輪車みたいなものであって、自転車とは全く別の乗り物と思ってもらって丁度良いかと思います。
これに慣れてしまうと、また蹴って進むからやり直しです。
確かに子どもは成長が早いので、身体のサイズに合わせて一々自転車を買い替えていたら、高校生になるくらいまで毎年買い替えるようになってしまいます。
ホントに悩ましいところですが、自転車に乗り慣れ、扱いを身体に染み込ませるまでは、出来る限り身体に合ったサイズを選んであげたいものです。
結果としてそちらの方が、自転車に乗るスキルの上達は早いと思っています。
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