前回(前編)の続きです。
私たちが住んでいる場所周辺は認可外の保育園がほとんどありません。かつてはあったのですが、区が頑張って保育園を増設した結果からか、駅近にあった認証保育園は2年前に閉園してしまっていました。
私たちは今回娘が入れなかったらどうしよう、と話し合っていました。
当面は育休でしのぐしかないのですが、1歳児で必ず入れるとも限りません。
片道2時間の今の妻の勤務先には併設保育園がありますが、そこに連れていくのか?という非現実的な解決策しか思い浮かばず、考えてもなにか画期的なアイデアが出てくるわけでもないので、運を天に任せたまま発表日を迎えるという思考停止状態でした。
ウチの家から最寄り駅に向かう方向に保育園は息子が通っているところしかありません。多少遠回りになっても0歳から預かってくれるところってないんです。
なので、今回は息子の時以上に保活は慎重に行いました。
共働き夫婦にとって有益な情報満載のWebマガジン「日経DUAL」の記事を読み込むことはもちろん、イベントにも参加し、かつ息子のときも、今回も申し込み前に2回、区役所に行き、申し込み方法及び点数について確認しながら準備を進めました。
日経DUAL主催 保活セミナーに参加してきました - 47歳で父になりました ~高齢出産共働き夫婦の子育て~「仕事+家事+子育て+介護」の無理ゲー攻略記
役所では「どうしたらいいですか?」というようなオープンクエスチョンでは回答をもらえません。
彼らは立場上、自分の解釈で回答することができませんから、だから「要項」に書いてある通りという回答になってしまうんです。質問の仕方も工夫が必要です。
「私はこの冊子(募集要項)をこう読み解き、こう理解しました。そしてウチの状態はこうですから、この部分は〇点になりますよね?」
というようなクローズドな質問の仕方で、一つ一つ自分たちが加算できるところや有利になりそうなポイントを確認していきました。
妻は現在は産休中ですが、復帰し、フルタイムに戻ると家を出るのは妻の方が朝早くなります。私も朝余裕があるわけではないので、2か所の保育園というのは避けたく、また息子が通っている保育園は区立ではないので、園庭はありませんが先生方に恵まれているので、そしてなによりもゼロ歳から預かってくれるところが他には近くにないので、何としても入れたかったのです。
で、結果としては当選。
保活を振り返ってみると、ウチは息子も娘も家から最も近い第一志望に入れたので、とてもラッキーだったといえます。
事前準備の効果がどれほどだったのかはわかりませんが、つまらないところで減点されないよう、皆さんも早めに始めましょう。そして書類等に抜け漏れがないように、慎重に準備しましょう。
文中にも記しましたが、個人的にお勧めしたいのが、事前に(それもまず1回目はとにかく早めに!)役所の保育園の入園相談の窓口に行くことです。個人の勝手な判断ではなく、各文言がどういう意味をなしているのか、どこで加点・減点されるのかの確認をしておきましょう!
ウチらがやってきたことが皆さんの参考なれば幸いです。
↓ よかったらポチッっとしてください。