先日の「ニュースから思うトップの心意気」の最後で、
「今のトップはこういう時にどういう対応をするかと想像すると頼りない…
結局今のトップに失望というか信じ切れていないから、かな…と。」
ということを書きました。
今回から時折、「働き続ける/稼ぎ続ける」ことをテーマの一つとしても書いていこうと思っています。
なぜなら、人生100年時代と言われている今、そして子どもの教育費が定年後もかかる私たち高齢出産カップルにとって、「健康寿命を延ばし続けること」と「働き続ける/稼ぎ続ける」ことは、切実な課題だから。
実は私はブログを書くことによって、今後の自分はどうやって働き続けていくか/稼ぎ続けていくかを改めて見直したい、書くことによって頭の中を整理して何かヒントを得たい、というのも自分にとってのブログを書く目的にもなっています。
なので、連続ではありませんが、今後たびたびこの「人生後半戦の働く/稼ぐ」をテーマにして書いていくつもりです。
さて、私の勤務先は学校法人なので、トップが2名います。
いわゆる経営のトップとしての理事長と学校運営のトップとしての学長です。
私は今の職場に以前の学長からちょうど息子が産まれた直後にお誘いを頂き、翌春に転職しました。
育児や家事の点から振り返ると、それまでフリーランスとして働いてきた私にとってサラリーマンに戻ることは
メリット:
認可保育園に息子を入れる際に有利になった(と思う)
毎月一定の額を給与として受け取るので、収入の見通しがある程度立てやすくなった。
デメリット:
サラリーマンである以上、週6日、長時間拘束されることになった(時間の自由度が減った)
頑張っても収入に変化がない
…がありました。
まあ、それはさておき
当時の学長とは、考え方ややり方の違いがあるにしても、目指すところに納得が出来ていたし、何よりもその人は組織や学生に対する愛があり覚悟がありました。
40代後半の転職なので、当然この職場で定年まで働くのかな、と覚悟はしていました。
皆さんご存知の通り、ミドル・シニア層の転職は、年齢が上がるにつれだんだん条件的に厳しくなっていきますしね。
かといって、私の性格上、しがみつくのはあまり好きでもないので、期待されていることをやり切ったら、またその時に考えよう、とも思っていました。
目算がまず狂ったのは、その学長が社内政治で負けて去ることになったこと。
去る際に、自分から声をかけた責任を感じていたのでしょう。
「あなたのことが心配だ」と何度も言われました。
まあ、普通は自分に声をかけてくれた方が去るのだから、その方が去った時点で私も去るべきだったのかもしれません。
プロパーが多い職場に外部からいきなり来て「なんだコイツは」的にみられていたことはわかっていましたし、転職した当初は笑っちゃうくらい四面楚歌でしたからね(苦笑)。
今でも相変わらずほとんどの方々とは考えや価値観は合いませんが、転職して数年経った今では、考え方や目指すところが近い方も数名は出会えることができました。
でも当時は、転職して2年足らず。小さいことはともかく、期待されていことを何もやり切っていなかったので、もうしばらく頑張ろうと思っていました。
そしてその時から2年、現在にも続いています。
つづく
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