今週は家事をテーマに伝えてきました、
昨日のエントリー「Help or Share?」の最後に、旦那さんにこう伝えてみてはいかがでしょうという例として、手伝ってもらうのではなく、役割を任せましょう、と示してみました。
ここについてもう少し知りたいという声があったので、これからしばらくどうすると男性は家事を頑張ろうという気になるのかを考えてみたいと思います。
今回からしばらくは、読者を女性(つまりはママ)と想定して、家事をやりたがらないダンナには、どう伝えると進んでやってくれるのか、について考えてみたいと思います。
「家事を仕事と捉えてみる」で伝えたように、子育ては一つのプロジェクト、家庭はそのプロジェクトチームと捉えさせると男性は理解しやすいし、話し合いもしやすくなると思います。
共働き夫婦で、かつこのブログの読者であれば、おそらくそこそこ社会人経験が長いでしょう。そして、それなりのポジションに就いている方だったらなおさら仕事に置き換えること自体は難しくはないはずだし、仕事となればお互い冷静に考え、案を出し、話し合いもできるように思いますが、いかがでしょう?。
もう、どうせならあなたの家庭の
ミッション (使命、存在意義)
ビジョン (志、目指すところ)
バリュー (大切にしたい価値観)
や
クレド (信条、行動規範)
なんかも考えてみてもいいかもしれません。
家庭のミッションってちょっと考えづらいかもしれません。
家庭の使命や存在意義ってなんだ?ってなりますから。
その場合は、子どもにとってどんな親でありたいか、と考えてみるとわかりやすいかもしれません。
ウチの場合は、
「家族それぞれが(それぞれの)社会の中で(それぞれの)居場所をつくり、関わる人に良い影響を与える存在でありたい」
ですかね。
ビジョンは考えやすいと思います。
どんな家庭を築きたいのか、〇年後はどうなっていたいのか、
夫婦それぞれもどんな夫(男性)、どんな妻(女性)でありたいのか
子どもはどんなふうに育ってほしいのか、どんな大人になってほしいのか
「それぞれが可能性を信じて、視野を広く持ち、人生の選択肢を広く持つ」ように育ってほしいと考えています。
そのために
「笑顔が絶えず、話し合うことが当たり前にできる家庭」を作りたいと思っています。
面白おかしい意味での笑顔ではなく、前向きな笑顔があふれるような家庭にしたい、という意味です。
また、夫婦それぞれが現在真剣に思い始めているのが
「時間や場所に縛られない生き方」を目指したいと思い始めています。
個人に落とし込んでいくとビジョンはそれぞれあるので、そこは割愛します。
バリューは
大切にしたい価値観ですから、こちらも考えやすいし話し合いやすいテーマかと。
ウチだったら
「家族みんながそれぞれのやりたいことを応援する」
ところは大切にしたいなと思っています。
あとベーシックなところでいえば、
「頭ごなしに否定せず、話は聴く」とか
「子どもであっても一人の人間として向き合う」
とかは今、大切にしています。
結婚するとき、どんな家庭を築きたいのかって何となくはどこのカップルも話していると思います。
それがいつの間にか目の前の忙しさで消えてしまいます。仕事でも家庭でも現実を突きつけられる毎日ですから仕方ありません。
子どもができたなら、現状は脇に置いて、改めて考えてみませんか?
もちろん一旦考えたものも、ちょっと違うなと思ったら、また話し合って考え直せばいいんです。
ビジョンやバリューを基準において夫婦がお互いどうするといいのか、ってブレイクダウンしていくと、男性も考えや行動が変わりやすくなるかと。
↓ よかったらポチッっとしてください。