【概要】
前回「テレワーク 育児 無理 その1」の続編。
「テレワーク」「育児」と検索窓に入力すると
「テレワーク 育児しながら」とか「テレワーク 育児 無理」という候補が出てきます。
僕が子ども2人(保育園児 内1名は新生児)を抱えてテレワークを半ば無理やり導入させられ、実際に働いてみた中で実感していることをまとめてみます。
【子育て世帯の在宅勤務のメリット】
まず一般的に在宅勤務のメリットといえば、満員電車に乗らなくていいし、無駄でしかない通勤時間を別のことに使えること。満員電車の通勤は、その時間自由になるのは耳くらいしかありません。僕が通勤で使う路線は激混みなので、スマホもロクにいじれません。自由になるのは耳くらい。なのでAudibleのユーザーになったのです。
この時間を節約できるのは、肉体的にも精神的にもメリット大です。
次に、子育て世帯という立場では、よく言えば子どもとの時間、そして家事の時間を多くとれると言えます。(…ですが、現実はどうかについては後述)
3番目に、身体を職場に拘束されていない分、フレキシブルに時間を使えること。会社努めをしていると、朝家を出てから帰宅するまでの10時間から12時間程度は全く育児も家事もできません。在宅ですと、細かく言えば勤務時間内ではあるものの、アウトプットを
きっちり出していけば、多少勤務時間内に個人的なことをやっても咎められることは少ないでしょう。
(最近ネットでよく見かける記事では、PCの前にいるかどうか、そしてどんな画面を開いているか監視するツールへの問い合わせが多いとか。なんだか、本質的にどうよ?って思ってしまいます。)
【子育て世帯の在宅勤務のデメリット】
仕事をする立場からすれば、結局オフィスにいれば一応8時間仕事に集中できる環境があります。実際には色々な人から話しかけられたり、電話が入ったりで、遮られることも多くありますが。
家では容赦なく中断されます。子どもは一人で遊ぶのに飽きれば、やたら絡んできます。新生児のタカナはなにかあれば(ミルクだったりオムツ交換だったり、単に寝ぐずってるだけだったり)容赦なく泣きわめきます。確かに視界の中に子どもがいる安心感はありますが、とにかく何かと遮られるし、集中する時間がもちづらい。これが子育て世帯の在宅勤務の最大のデメリットでしょう。
そして日中集中できない分、妻と子どもたちが寝静まった後、PCに向かって集中するということになり、結果として睡眠時間が大きく削られるというのが当たり前になり…と、在宅勤務の方が睡眠不足になるというデメリットがあります。
子どもたちにとっては、パパ(ママ)が家にいても、ほぼ一日中家の中にいるのが果たして子どもの健康上良いのかどうは疑問。大いに身体を動かしたい4歳児からすればデメリットの方が大きいように思います。
【在宅勤務での工夫】
実際に仕事に投入できる時間は、日中ではまったく8時間を満たせません。
時間ではなくアウトプットだろ!という意見もあるかと思いますが、アウトプットを作成するには考え、構想し、作成し、見直し、他社からのフィードバックをもらい…というプロセスを回さなければなりませんが、日中は全く集中して取り掛かれません。
とはいえ、zoomなどを使ってのオンライン会議などもあるので、その会議の間だけでも、おとなしくしていてね、ということでウチではこんな工夫をしています。
0歳児のタカナに対して
ミルクを飲ますタイミングは、オンライン会議の10分~15分前くらいに飲み終わるように与えます。
だいたいタカナは日中2時間半~3時間間隔でお腹を空かせます。僕は朝10時と夕方4時半に定例のミーティングがあり、また他にも日中2~3の打合せが入ります。ワンオペでやる場合は、まず定例ミーティングの時間から逆算してミルクの時間を考えます。
朝7時前くらいから1回目
9時20分頃に2回目、
という感じです。
ミルクを飲み終えてゲップをさせて、バウンサーでゆらゆらさせてると、その後しばらくはおとなしくしていてくれます。運が良ければウトウトしてくれます。
たまにウンチ爆弾がさく裂し、大声で泣かれることもありますが(苦笑)。
4歳のタロウに対して
4歳児となれば、話も通じるし、ある程度の分別もついています。
なので、ウチでやっているのは、画用紙に信号機を描いて、
青信号: 話しかけてもいいよ
赤信号: 話しかけちゃダメ
として僕のそばに貼りだしておきます。
そして打合せをやっている僕の姿(話しかけるなオーラ?)からも察してくれて、その間は絡んできません。
たまに、信号機を変えるのを忘れていて、(青信号のままだったから)打合せ中に話しかけられたり、逆にずっと赤信号にしていておしっこ引っ掛けちゃったズボンそのままだった、なんてこともあったりしました。
その3につづく
↓ 書くモチベーションに繋がるのでクリックお願いします。