47歳で父になりました ~高齢出産共働き夫婦の子育て~

「仕事+家事+子育て+介護」の無理ゲー攻略記。 高齢出産で子育て真っ最中の40代・50代フルタイム共働きパパ(+ママ)の育てる・働く・暮らすを考えるブログ

ブラックな総合職

家事についてこのところずっと記してきましたが、今回は人にやってもらう以前の問題として、家事・育児ってどんだけ大変なのか、というところを今一度全体像を見てみたいと思います。

 

家庭における人的資源(リソースとしての人)は、子どもが小さいうちは基本夫婦2人のみです。シングルマザー/シングルファーザーであれば、自分一人のみ。ワンオペになってしまっている家庭もそうですね。

 

じゃあ、いわゆる家事・育児にはどんなタスクがあるか。

わかりやすい例としてアエラが作った家事100があります。

 

https://publications.asahi.com/aera/pdf/160530/tomobataraki.pdf 

 

じゃあ、この100で済むかと言えばそんなことは全くない。

 

「やらなきゃいけないこと」をこうやって文字にして並べてみるだけで、うんざりします。

「名もなき家事・見えない家事」でも記した通り、明確な言葉になっていない家事も数えきれないくらいありますよね。

 

皆さんは就職した時、どんな職種で採用されているでしょうか。

今でこそ、親になるくらいの年代なので、それぞれ専門性も身につけているかと思いますが、日本の会社のほとんどは「総合職」としての採用です。

これって会社の目的のために、法律の範囲内で出来ることは何でもやりまっせ!という職種です。(だから異動があり、ジョブローテーションがあります。)

 

考えたこともなかった「主婦というのはね、ヤベー総合職なんだよ」。

mamari.jp

 

 

育休時の24時間でも触れましたが、子どもが小さいうちはとにかく寝れない、休めない。

24時間仕事。特にママは。

産まれたばかりなんてひたすらおっぱいあげてますもんね。

 

ブラック労働そのものです。

会社で仲間と寝泊まりし、商品・サービスをどんどん生み出し、実用化・商品化まで持っていきながら、金策と営業に走り回る、まるでスタートアップベンチャーの社長のようです。

仕事だったら辞めることもできますが、子育ては子どもが独り立ちするまでは降りれません。

 

家庭を回していくってみんなが当たり前にやっているけど、こうやってちょっと距離を置いてみてみると大変なことなんだなーって改めて思いました。

これを日中フルタイムで働いたうえでやっているんですから。

金銭的には無報酬ですが、子どもの笑顔と成長が嬉しくて、皆さん頑張っています。

 

僕は、生まれてまだ2カ月のタカナにはまだ表情もないので、報われた感はありませんが、4歳のタロウと一緒にいると頑張らなきゃっていう気持ちにさせられます。

 

ウチはまだお互いに家事をやっているので、負荷も分散されています。

それでもブラック労働だ、と思うくらいなので、ワンオペはマジありえないですね。

 

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作業プロセスを一緒に見直そう

先日のエントリー「家庭のミッション・ビジョン・バリューを考えてみよう」では、ビジョンやバリューを話し合って共有しましょう、という提案をしました。

そして「ダンナが家事を頑張ろうと思う伝え方」では、ゴールを明確に伝えましょうと提案しました。

 

では、ゴールを伝えたらどうするか。

完全に任せる、ということが前提ですが、その作業プロセスをダンナさまに考えてもらいましょう、ということです。

 

僕たちは、普段、仕事であればこういうことは当たり前に行っています。

お客様だったり上司だったり相手は様々ですが、ゴール(目標)だけが先に設定され、そこから先は自分で考えます。

 

家庭のビジョンがあって、そして妻側からやってもらいたい家事もあって、ということあれば、作業プロセスを考えてもらいましょう。

そして実際にそれでうまくいくか、試してもらいましょう。

 

よく仕事でも予実管理を行います。だいたいは予定通りに実績はうまく進んでいきません。

家事も同じだと思います。

 

そしてあなたから見たら、当然イライラすることもあるでしょう。手際が悪かったり、抜け漏れがあったり、仕上げがかなり期待外れだったり…

 

任せるつもりなら、余計な口出しは避けるべきだと思いますが、そうはいってもアドバイスとか、フィードバックだったりとか、相手が「聞く気になる」伝え方で、一緒に作業プロセスの見直しを行っていきましょう。

 

あくまでもスタンスは、「こういう風にやるとこんなメリット(作業が短くなる、楽になる…)があるよ」という感じで。

 

仕事で普段やっていることを、あえて家庭でもやってみる、というのは共働き夫婦だからこそ仕事を家庭に活かす、そして家庭のことを仕事にも活かす、一つの手だと思います。

 

作業プロセス見直しのメリットは、これを繰り返していくと、妻も自分も同じような感じで家事ができるようになっていくこと。

そして、少しずつこういうのが増えていくと、まずはお互いイライラするのが減ります。

さらにどちらかが外出したり、病気で寝込んだりしてワンオペになっても、困ることが減ります!

 

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やってみせ 言って聞かせて させてみせ、ほめてやらねば 人は動かじ

やはり、オリンピックは延期になりましたね。

これだけ世界でパンデミック化している中、26日から国内での聖火リレーが始まるところだったので、日本が延期を発表するとしたらこのタイミングしかなかったでしょう。

非常事態宣言出せる法案も通したし、ホントに首都封鎖する準備が整ったようにも見えます。

 

さて、

先日のエントリー「家庭のミッション・ビジョン・バリューを考えてみよう」では、子どもができた/いるこのタイミングで、改めてどんな家庭を築いていきたいのか、パートナーと話し合ってみてはいかがでしょうか、と提案しました。

そして「ダンナが家事を頑張ろうと思う伝え方」では、

単に「〇〇やって」

ではなく、ゴールを伝えましょう、と提案しました。

 

普段から仕事をされていらっしゃる読者の皆さんならお分かりの通り、

「〇〇やって」

では、指示を受けた側は“言われたからやる”のままです。

いつまでも受け身のままで、参加ではなく“手伝い”の意識から脱却できません。

 

では引き続きどうしたら主体的に関わってくれるのかについて、考えてみたいと思います。

 

部下に指示を出す場合、どうしていますか?

特に初めてのことや、慣れないこと、相手が全く乗り気にならないことなどは、口で伝えても当然通じません。

だって、言葉では相手のアタマの中に、具体的なイメージが湧かないわけですから。

 

部下指導を思い浮かべてみればわかりやすいと思いますが、(特に初めての業務であれば)全く相手はわかっていない、という前提から入った方が、(自分の)ガッカリを軽減できます。

 

家事も同じ。

「普段、見てるからわかってるでしょ!」は通用しません。

だって、人は興味ないことなんて視界に入っていても「見えてはいない」から。

 

ウチでも、お互いに

「毎日目の前でやってるのに見てないの?」

こう思うことはいまだに多々あります。

妻はホントに興味のないことは視界に入らない。

もうこれは面白いくらいです。(妻も自覚あります)

で、僕もそう。

僕の場合はちょっとたち悪くて、見えてるけど、見えないふりする(笑)。

 

話が脱線しましたが、相手に何かを依頼する場合は、

山本五十六の名言ではないですが、

「やってみせ

言って聞かせて

させてみせ、

ほめてやらねば

人は動かじ」

です。

 

最初は例を示しつつ、させてみて、フィードバックを与えつつも、そこまで頑張ってくれたことをほめましょう!

 

やってみてください。

 

 

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【番外編】備蓄していますか?

今回は衝撃のニュースがあったので、子育てど真ん中の話ではなく、時事ネタです。

 

今まで、本田健さんなど一部の方が警鐘を鳴らしていましたが、ついに小池都知事が首都封鎖もありえる、ということに言及しましたね。

news.tbs.co.jp

 

ヨーロッパやアメリカなどのニュース他、各国の拡大のスピードを見ていると、日本でも充分あり得ると思いつつも、検査が出来ていないので感染者の増加が見えないのはともかく、新型コロナウイルス感染症による死者数が増えていないので、なんだかんだ言って日本はそれなりに封じ込めている(日本人は潔癖症なので国民一人一人の防御がそれなりにできている)と思っていました。

 

…が、オリンピック延期はほぼ内定済みのようですし(無観客でもやる、という声もあります)、パンデミック化させないための首都封鎖もありえそうです。

小池都知事の発言で早速スーパーでは棚からモノが消え始めているとの話も聞きます。

 

買い占めではなく、もしロックダウンされても数週間家族全員が生きていくための必要な分の備蓄、できていますか?

東日本大震災を経験した僕は、1週間分程度の備蓄は常にしていますが、子どもたちの分まで充分かというとちょっと心もとないので、これから少しづつ買い増ししていこうと思います。

買い占めはやめましょう。家族に必要な分だけの、有事のための備蓄を。

今回は番外編のエントリーでした。

 

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ダンナが家事を頑張ろうと思う伝え方

今週は家事特集として、 「Help or Share? 」「家庭のミッション・ビジョン・バリューを考えてみよう」と僕の家事に対するスタンスなどを記し、家庭を会社のように見立てて考えてみることを提案してみました。

 

思いのほか、女性(奥さん)側から、男性(旦那さん)側にどう伝えたらよいかわからない、という意見をいただきました。

 

専門家でいえば、脳科学者 黒川伊保子さんの著書「妻のトリセツ」や「夫のトリセツ」を読むのが、ある意味最もわかりやすいかと思いますが(笑)、僕なりにも考えてみたいと思います。

 

 繰り返しとなりますが、育児は超長期間のプロジェクト、

そして家事は日々の家庭をまわしていくルーティンの“仕事”と捉えています。

ただ、単なるルーティンワークとなってしまうと、とたんにつまらなくなってしまうので、日々の育児・家事を通じて、自分たちがどんな家庭を一緒に作って行きたいのか、というビジョンも共有することが、家事をつまらなくさせないようになるヒントだと思っています。

どちらも仕事的な考え方ですが、男性はここで腹落ちすると頑張れます。

もちろん子育ては人育てですし、家族という他人ではない人間関係の中のことなので、当然そこに想いや感情が思いっきり入りますが。

そして男性は、仕事に対しては気持ちの上でも割り切りができます。

 

さて、働くママたちは職場では部下がいて、部下指導や育成をやっているかと思います。

では、皆さん、部下にはどう依頼すると快く引き受けてくれるのか、そして仕事をきっちりやってもらうには、普段どう考えて、どう指示を出し、どう声掛けやフォローをしていますか?

 

部下は他人だけど、パートナーは家族。

そこにコミュニケーションの甘えがどうしても出てしまうんですね。(自戒も込めて、です。もちろん!)

僕からのヒントをお伝えしていきましょう。

 

まず1つ目です。

ゴールを明確に示しましょう。

 

オトコは目的志向の生き物です。

 

単に

「ミルクあげて!」

「洗濯して!」

では、言われた側は「単にやれってことかよ。やりゃーいいんだろ、やりゃー。」となって、

哺乳瓶で飲ませたら終わり → 縦抱っこしてゲップをさせていない

洗濯機に洗剤を入れてスイッチを入れる → 干して、畳んで、元の位置に戻す、が抜けている

 

となりかねません。

 

現状はこういう状態で、ゴールはこういう状態

というのを極力具体的に示しましょう。

 

例えば、

なかなか寝付いてくれないから、ミルクをあげてほしいのであれば、

「〇〇(子どもの名)お腹空く時間だからミルクあげてもらえるかな。お腹いっぱいになれば泣かないはずだし。ミルクが終わったら、オムツも換えてもらえると、泣かないでゆっくり寝てくれるよ。」

 

洗濯だったら、普段きちんと定位置に畳んだ服がある状態の写真を見せて、

「ここまでが洗濯だから。やり方は自分で考えてみて。もしわからなければ、手順は伝えるから。」

と言ってみましょう。

 

普段、仕事では目標があり、そこに向けてどうやったら到達できるかを日々考えているはずです。

そして皆さんもそうだと思いますが、仕事の指示でもただ「〇〇やれ!」では何も考えない指示待ち人間が出来上がってしまいます。

指示待ちのマニュアル人間にいかにさせないか。

仕事の場では頭を使っているはずなので、思考停止させないような、仕事の与え方を考えてみましょう。

 

△ やることを伝える

〇 ゴールを伝える

やってみてください。

 

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家庭のミッション・ビジョン・バリューを考えてみよう

今週は家事をテーマに伝えてきました、

昨日のエントリー「Help or Share?」の最後に、旦那さんにこう伝えてみてはいかがでしょうという例として、手伝ってもらうのではなく、役割を任せましょう、と示してみました。

 

ここについてもう少し知りたいという声があったので、これからしばらくどうすると男性は家事を頑張ろうという気になるのかを考えてみたいと思います。

 

今回からしばらくは、読者を女性(つまりはママ)と想定して、家事をやりたがらないダンナには、どう伝えると進んでやってくれるのか、について考えてみたいと思います。

 

「家事を仕事と捉えてみる」で伝えたように、子育ては一つのプロジェクト、家庭はそのプロジェクトチームと捉えさせると男性は理解しやすいし、話し合いもしやすくなると思います。

共働き夫婦で、かつこのブログの読者であれば、おそらくそこそこ社会人経験が長いでしょう。そして、それなりのポジションに就いている方だったらなおさら仕事に置き換えること自体は難しくはないはずだし、仕事となればお互い冷静に考え、案を出し、話し合いもできるように思いますが、いかがでしょう?。

 

もう、どうせならあなたの家庭の

ミッション (使命、存在意義)

ビジョン (志、目指すところ)

バリュー (大切にしたい価値観)

クレド (信条、行動規範)

なんかも考えてみてもいいかもしれません。

 

家庭のミッションってちょっと考えづらいかもしれません。

家庭の使命や存在意義ってなんだ?ってなりますから。

その場合は、子どもにとってどんな親でありたいか、と考えてみるとわかりやすいかもしれません。

ウチの場合は、

「家族それぞれが(それぞれの)社会の中で(それぞれの)居場所をつくり、関わる人に良い影響を与える存在でありたい」

ですかね。

 

ビジョンは考えやすいと思います。

どんな家庭を築きたいのか、〇年後はどうなっていたいのか、

夫婦それぞれもどんな夫(男性)、どんな妻(女性)でありたいのか

子どもはどんなふうに育ってほしいのか、どんな大人になってほしいのか

 

「それぞれが可能性を信じて、視野を広く持ち、人生の選択肢を広く持つ」ように育ってほしいと考えています。

そのために

「笑顔が絶えず、話し合うことが当たり前にできる家庭」を作りたいと思っています。

面白おかしい意味での笑顔ではなく、前向きな笑顔があふれるような家庭にしたい、という意味です。

また、夫婦それぞれが現在真剣に思い始めているのが

「時間や場所に縛られない生き方」を目指したいと思い始めています。

 

個人に落とし込んでいくとビジョンはそれぞれあるので、そこは割愛します。

 

バリューは

大切にしたい価値観ですから、こちらも考えやすいし話し合いやすいテーマかと。

ウチだったら

「家族みんながそれぞれのやりたいことを応援する」

ところは大切にしたいなと思っています。

あとベーシックなところでいえば、

「頭ごなしに否定せず、話は聴く」とか

「子どもであっても一人の人間として向き合う」

とかは今、大切にしています。

 

結婚するとき、どんな家庭を築きたいのかって何となくはどこのカップルも話していると思います。

 

それがいつの間にか目の前の忙しさで消えてしまいます。仕事でも家庭でも現実を突きつけられる毎日ですから仕方ありません。

子どもができたなら、現状は脇に置いて、改めて考えてみませんか?

もちろん一旦考えたものも、ちょっと違うなと思ったら、また話し合って考え直せばいいんです。

 

ビジョンやバリューを基準において夫婦がお互いどうするといいのか、ってブレイクダウンしていくと、男性も考えや行動が変わりやすくなるかと。

 

 

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Help or Share ?

今週は家事特集。

前回の「家事を仕事と捉えてみる」では、僕が現在、どんなスタンスで家事に臨んでいるかについて触れました。

 

なぜ家事について集中的に触れようと思ったかというと、共働きの子育て家庭において、男がまず出来るようになった方がよいことは家事だと思うから。(もちろんぜんぶではありません)

僕は、家事の方が、特に子どもが小さいうちは家庭への貢献寄与率が高いと思っているからです。

 

結婚という2人での共同生活から、出産→育児…となると、やることが一気に増えるどころか、生活が激変します。

結婚はまだ大人2人の共同生活なので、生活習慣の違いや価値観の違いはあっても、何とか折り合いをつけながらやっていけるように思います。(生活を営む、という点に限った話)

だって最悪、毎日外食だっていいし、洗濯を溜め込んだって困らない。家の中がゴミ屋敷のようになっていたとしても、2人がよければ他に影響は及びません。

 

出産→育児は、ただでさえ育った環境が異なって価値観や考え方にズレがある大人2人の間に、異星人がやってきたようなもの。

しかも親である私たちには育て上げる責任があります。

僕にとっては、人生の中でトップ1か2になるくらいの生活の大きな変化でした。

 

子どもというコントロールの効かない存在が出てくると、思うようにいかないことがふえ、私たち親がイライラすることが増える。

そして常に子どもに振り回されるし、ミルクに追われ時間に余裕がなくなり、家の中はグチャグチャになっていき、寝不足になり、さらにイライラすることが増え、精神的にも追い詰められていく。

時間の融通がきかなくなり、物事の優先順位が大きく変わる…

 

以前のエントリー「男性の育休は義務にすべきか?」で採り上げたつるのさん始め複数の方が言及していた通り、まずママになった奥さんが夫にやってもらいたいことは育児よりも家事でしょう。

 

↓ ここでは育児という言葉にまとめられてしまっていますが、家事も含んでいます。 

www.itmedia.co.jp

家のことってだいたい軽く見られがちですが、ちゃんとやろうとすると労働としてはそれなりに大変だと思うんです。

そして家事はレベルさえ問わなければ誰でも出来る、と思われがちですが、ややこしくしているのが、夫婦それぞれで「これでOK」と思うレベルが絶対に最初は大きくズレていること。

 

よくある例としては、

「なんでこんな中途半端な状態でやめるのよ!」

「皿洗いやったって言うけど、油汚れが残っているじゃない!」

と妻側がイライラしたり、

逆にダンナ側としては

「仕事で疲れてるのに、これだけやってるんだぜ。いい加減に勘弁してくれよ!」

とイライラする。

 

固定的性別役割分担意識の強い日本では、まだまだ男は仕事中心、女性が家事・育児中心という価値観が僕も含めて多くの人に刷り込まれています。僕はなるべく対等でいようとは思っていますが、僕にも刷り込みはあるという自覚もあります。

 

家事も育児もHelpする(手伝う)のではなくShare(お互いに分けあう)でないと、仕事と家庭を両立させることはお互いにできないので、僕は「手伝う」ではなく「分け合う、参加する」と意識してやっています。

 

僕の父母は戦前生まれなので、父は家ではどっかり座り、何もしませんでしたし、妻の実家もお母さんは専業主婦でした。そういう時代だったし、そんな両親の下で育っている私たちですから、僕らはなるべく対等でと意識していますが、刷り込みがあることは否定しません。

 

だからこそ、仕事を持つお互いが気分よくいられるためにどうしたらよいかと僕なりに考えた結果、できること、つまり家事を当面頑張る方が家庭を回すうえではよいのかな、と考えているんです。

 

パパの皆さん、「手伝うよ」ではなく「任せてよ」「やるよ」と言ってみましょう。

ママの皆さん、「手伝って」ではなく「〇〇は任せるよ」「○○はやって」と伝えましょう。

 

 

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